娘の高校生活、最大で&最後の水泳の大会は残念ながら、終わりました。
私は応援に行きませんでしたが、常に思いは茨城に飛んでいました。。
帰宅した月曜日から昨日の夕方まで、娘は部屋から一歩も出てきませんでした。。
いわゆる「ひきこもり」
帰宅してから一体どこまで泣き続けるのかと思うぐらい泣き続け、
食べているけれど能面。
「そんなに悔しいなら頑張ればいいのに。。。」と思う
私の心の声が聞こえたかのように
私に突っかかる時間。
罵声と怒声が繰り返され、そうでなくても沸点の低い私もつい噛み付く。
明日の朝練は行くのだろうか?
私がいるから部屋から出ないのだろうか?
そんな風に考えて、わざと出かけてみたが、
結局、練習は3日サボりました。。
このまま、水泳をやめ、このまま夏休みを部屋で過ごすのではないか。。。
そんなネガティブ妄想が広がって、ジタバタしたこの数日間。
自分がいかに非力で、いかに感情的なのかを目の当たりにし、
親として、情けないなあと思い続けました。。
子供が不登校になった時のお母さんの気持ちがほんの少しですが、
知ることができたような数日間。
娘が部屋を出て、練習に向かったのは、
一本のメールがコーチから届いたからでした。
「今日、練習に来ないなら、合宿はキャンセルにしよう」
来週に迫った合宿を休む勇気は恐らくなかったのでしょう。
いや、合宿には行くつもりだったし、
そこまで深刻に考えてなかったのかもしれません。
娘は夕練に向かい、そして、とても晴れやかな顔をして帰ってきました。
「仕事で落ちた気持ちは仕事でしか取り戻せない。
人も同じ。人間関係でハマった時は人間との触れ合いでしか復活できない」
常に私に様々な課題をくれた友人の言葉。
今回の娘もこの言葉通り、
水泳の大会で失敗した彼女は泳ぐことでしか、
復活する出口を見つけられなかったのでしょう。
部屋の中で昼夜逆転な生活をしても、半分上の空。。
そこから脱したのは、やはり、泳ぐことだったのだろうと思います。
「やっぱり、先生の言う通り、ここを目指す!」
どんなマジックがあったのか、わかりませんが、
帰宅した娘はキラキラした表情に戻っていました。。
娘が元気になってくれたのはとても喜ばしいことですが、
あまりにうろたえた自分の状態に久しぶりに驚きました。
振り返れば、普段、みんなに話していることだらけの
今回の結果。
普段から言い続けていたはずの私が、こんなにうろたえるなんて。。。
まだまだ、甘いなあ。。
母として、もう少し大きな視点で見守る度量が必要だと
改めて感じた一週間。
体調不良のせいにしちゃ、いけないな。。。