2017年02月13日

映画を観たら、元気になった 〜 「scoop』ありがとう 〜

facebookに思わず投稿しちゃうぐらい
体調不良が続いた。

先週の予定はほとんどキャンセルした。
とにかく起きていられなかったし、絶望的な気分。
体が痛いと何もできないって本当に久しぶり。。
そう、あれは19年前、娘がお腹に入った頃、
ずっと吐き続けていた。。
あっという間に18キロ減った。
それこそ、娘が生まれてもそこまで戻らなかったので、
最高のダイエットとも言われました。。
それは本当、嬉しかったけど。。。

横になっていればいいんだから、とタカをくくったら
テレビは見られない、本も読めない。もちろん、ご飯は食べられない。
ただ寝ているだけだった。
社会からどんどん置いてきぼりになったようで
気持ちはささくれだってきた。。

あの時と同じになったらどうしよう。。。
手も足も出ない。しかも
あの時はまだ会社員だったけれど、
動かないは収入がなくなるということを指す。。
これはダメだ。
絶対に倒れるわけにはいかないと
徹底的に体を休め、少しずつ仕事を開始した。。

少しずつだったので、時間が空いた。
なんとなく誘われるように映画を見た。
『scoop』は昨年9月に公開された映画。
友人から「今年の私のイチオシ」と言われたこともあった。
他のロードショーと時間が合わなかっただけだったのだけど。。。。

福山雅治主演。中年パパラッチとタッグを組む新人記者・二階堂ふみ。
副編集長の吉田羊と滝藤賢一。
そして、リリーフランキー。
キャストも内容も爽快。
何も考えないで映画の世界にす〜っと入っていく。
ジェットコースターな展開の先を読むこともしないで
単に楽しんでいたけれど、アレヨアレヨと後半、
なぜか笑って泣いて切なくなって。。。。
二階堂ふみと滝藤賢一にやられた。
そして
腹の中、足の裏にぐ〜〜っと力が湧いてくるのを感じた。

シンプルに
もっとたくさん作る、もっとたくさん観る。
もっともっとやりたいことをやるんだ!というエネルギーが上がってきた。

そうでした。
私がなぜ、番組を作っていたか。
生きているってすごいなってことをたくさん、たくさん人に伝えるためでした。
そして、
それが強くなっていき、
番組だけでなく、
面白いことをしている人、
むちゃくちゃ熱い人
なぜか面白い事や物を扱う人達の
プロデュースまで広がっていった理由だった。。

やばい、私ったら何やっているんだろう。
体調が悪すぎて、肝心なことを忘れていた。
まだ、私は夢の途中だったんだ。。
弱っているって本当にまずい。
エネルギーが吸い取られていたことに
ようやく気がつきました。。。

ありがとう、福山雅治さん、
ありがとう、大根仁監督、
ありがとう、「scoop」

元気、回復!

映画「scoop」は目黒シネマで上映中。
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posted by 吉田紀子 at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・舞台・本の思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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