狛江は私にとって小学生から社会人一年目まで過ごした場所であり、親が住んで居る実家。
正直、あんまり好きじゃないと思ってるのは
転校生の時の疎外感と自分が幼すぎてやらかした数々の事件を思い出すからだ。
川が近く、空が広く、富士山が見え、畑のあるこの風景を嫌いなはずはなく、むしろそこで充電することもたくさんある。
そんな狛江で、自称エンジェルと名乗る主婦たちがパフォーマンスをして居るらしいと聞きつけた。
あの狛江で今、子育てしてる主婦たちが
どんなパフォーマンスをしているのだろう?
地元での公演は行かれなかったのだけど、今回、機会を得て、新大久保。東京労音会館での公演を観て来ました。
彼女たち一人一人、「マジ!」だなって納得のパフォーマンスの数々。
しょっぱなのエヴァンゲリオン主題歌の替え歌は
おそらく、観客もみんなお馴染みのものなのでしょう。みんなノリノリ。
もう、笑って笑って突っ走る。
あー気持ちいい。
構成やストーリー展開など、私はつい、自分だったらって考えがちですが、 そんな余談を挟めない
心地よい展開。
ふと気がつくと、お隣の男性の方は涙してました。きっとずーっと応援されてる方なんでしょうね、歌も口ずさんでました。
「人様からお金をいただいたら、それはきっちりプロなんだ」
これは大学の時に鳥越文蔵教授が授業中に言っていた言葉。
あの時は学生演劇の甘い考えを叱っていたけど、この主婦たちを観て先生は何て言うかなぁ〜と思いました。
誰もが表現者になれる時代。
表現したいと集まった主婦たちは毎日の生活をきちんと過ごしてるからこそ、集中して、魂をつなげ、表現している…。
きっと先生もブラボーって言ってくれる気がする。
熱い想いは人から人へどんどん伝わって行きます。
私が観たのはアンコール上演。
そして、想いは人をまたまた動かした。
今月5月28日、銀座博品館劇場にて、またまた上演決定!
笑って泣いてまた笑って。
生きるって表現するって気持ちいいよという
主婦たちのパフォーマンス、あなたも是非体感しませんか?
こんなステキな主婦たちが、あの狛江で子育てしてるだなぁと私は何だかほっこりしてる今日この頃。
ピンと来たら是非観に行ってね。
こちらは今回の上演告知動画。
勝手に使いまーす。