2017年08月14日

過保護と境界線〜過保護のカホコさんを見ながら感じたこと〜

ようやく、「過保護のカホコさん」を見ました。
親が子どもを徹底的に過保護に守り続ける様子を
あ〜〜同じだ、とか、あ〜やりすぎだとか茶々入れながら見ています。

そして、思うこと。

子どもを育てる親たちもまた、
親になるのが初めてで、
それこそ必死で子どもの幸せを願い、
あれこれ、色々考え、感じ、
口出しているんだなってこと。

言葉って人によっていろんなイメージを
勝手に想像しちゃいます。
「あの子にいじめられた」と言われれば、
<いじめ>がどんなものなのかが気になっちゃう。
子ども同士の喧嘩の延長なのか、
ニュースに出るような厳しい現状なのか。
大人は情報量が多く、想像しやすいせいか、
どうしても最悪のことを想像して、
なんとかしなくては!と立ち上がってしまいます。
でも、実はそこまで深刻ではなかったりするのです。

<子どもの喧嘩に親は立ち入ってはいけない>
そんな昔ながらの常識は今、どこまで通用するのか、わかりません。

過去の常識を盾に、子どもたちの新しい世界を受け入れないのは親の私たちのエゴだったりする。
どこまで立ち入るか、その時の親の判断って
結構、キワキワだなって思います。

だから、いつも気になっているのは境界線をどこに置くかってことなんです。

私は、結構な過保護で、入るべきでない境界線をさっさと乗り越えて
彼女に色々言い続けたのは、やっぱり転ばぬ先の杖って感情があったからだと思う。
残念ながら、予想をはるかに超えた娘の行動に
いつも振り回されているのは私の方でしたが。。。。

そもそも、どうして自分のダメな母親っぷりを
こうして、人に伝えているのかといえば、
親子で楽しい時間を過ごせるのは
わずかな時間しかないって
今ならよ〜〜くわかるからです。


親って案外、子どもの可能性を潰しちゃてるなと
自分を含めていつも感じてきて、
それもやっぱり境界線をどこで引くかに
関わってくる。

子どものためにアレコレ情報を集めれば
集めるほど、自分の知識が深くなり、
イチオシはこれだ!なんて自分の意見が
先走り、知らずにそれを強要してる。

反対に自主性を重んじて
口を出さないようにと自分に言い訳して、
助けを求める子どものことを
無視してしまうこともあったりする。

違いが爆発するのは、
そんなチグハグな行動に
違いが疲れてしまうから。

とはいえ、この境界線、なかなか自分では
線が引けません。
子どもを、信じて踏み込まない。
それってやっぱり
親の強いエネルギーだなぁ〜と感じつつ
これからも、楽しんでドラマを見たいと思うのです。

それにしても、カホコは可愛いなぁ。
うちの子もあれくらい可愛かったらなぁ〜。


過保護のカホコ」毎週水曜日午後10時〜
日テレ系で放送中!

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画像は娘の最初の夢の国だった近所の公園!




posted by 吉田紀子 at 12:04| Comment(0) | ドラマ好き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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