2017年05月17日

ありがとう〜日下武史様〜

劇団四季の創立メンバーのお一人、日下武史さんがお亡くなりになった

四季の作品だけでなく、たくさんのテレビや舞台での姿に
接し、個人的に大好きな俳優さんでした。。

劇団四季でのミュージカルより、
どちらかというと、重厚な俳優さんとしての舞台で
登場するだけで、ホッとしていました。
最後に拝見したのは、おそらく娘と共にに見た
「赤毛のアン」
日下さんはアンの育ての親の一人、マシューを演じていらっしゃいました。

娘にとって、その時が初劇団四季。
大きな会場で静かにしていられるのか、確か娘は9歳ぐらいだったので
ドキドキしたことを覚えています。

「赤毛のアン」はアニメや物語としてすでに娘も話の流れは理解していました。
なので、舞台及びミュージカルの新鮮さはないかなと思っていたのですが、
そんな心配はすぐに吹き飛びました。

目の前で歌ったり、踊ったりしながら、自己表現しているアン。
マシューとマリラとの生活、ダイアナとの友情。。
教室で赤毛をからかわれて大暴れするアン。などなど。。。
マニューが死に至るシーンでは
涙なしで見ていられなくて。。。。(娘はもちろん、私も。。)

マシューを演じた日下さん。
実はその時初めて、みんなとダンスを踊っているのを拝見しました。
会場がちょっとざわついたのは、
私同様、大勢の方が日下さんがダンスを踊るのか、、知らなかったからだと思います。


たくさんの作品で、重鎮な存在感を醸し出した日下さん。
きっと、天国でも仲間たちとお芝居しているのかなあ。
もしくは、芝居談義しているのかなあ。

日下武史さん。ありがとうございました。
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posted by 吉田紀子 at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース&記事より | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月16日

報告〜退院しました〜

一部の皆様にしかお伝えしていませんでしたが、
ようやく、退院しました。。。
なに?って話ですよね?
実は、GW中に体調を崩し、39度を超える高熱が続き、
GW明け、病院に行った時は極度の脱水症状だったと思います。

そのまま近所の病院に入院。即、点滴地獄がスタートし、
退院した今も、飲み薬が後2日、続きます。
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一部、仕事をしていた人には連絡をしましたが、
何せ、高熱のため、何も考えられず、
体を大事にするために、体が欲する声を聞き、たくさん、それはもうたくさん、
反省というか、見て見ぬ振りしていたことを見つめました。

退院したからと行ってすぐに動けるわけでありません。
8日間寝たきりだったので、筋肉がついて行かない。。
大事なシンバとの散歩も結構冷や汗かきながら、ゆっくり進めます。
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入院生活は実は10年ぶり。
リンパ嚢胞で入院した時は38日間の抗生剤投与で3ヶ月実家を出られなくなりました。
あの時のことを考えたら、8日間の点滴、3日間の投薬は驚くほど
体の機能を奪うものではなく、そこは本当に感謝しかありません。
それでも、帰ってきて思うのは
病院食から普通の家庭の食事へのスイッチはそれはもう味が濃すぎて
ついて行かれず、味噌汁の上澄み、野菜を煮込んだスープを少し飲む程度が
続きそうです。。

『大病と借金は人に言う方がこれ以上、ひどくならない。』
これはずいぶん前に読んだ小説に書いてあったこと。
周りの人に言わないでこっそり治そうと思っても、
病後の時期、多少元気になってきたら、人から誘われると行こうかなと思いがち。
いくら強い意志があっても、みんなが楽しそうだと気持ちは揺れる。
ちょっとだけならいいか。明日からまた頑張ればいいか。
そんなちょっとした緩みが、体に負担をかけて行く。。
みんなのせいではなく、あくまで自分の意思。
だから、皆にも余計な気を使わせないために、大病です。借金してます。って
堂々と言って、そこから這い上がるって大事なことだと思ってます。

とはいえ、今回、入院したと言えなかったのは、心に余裕がなかっただけのこと。
過去の経験から、退院後の生活が大事だと思ったので、
あえて、こうやって報告したいと思います。

病名は蜂窩織炎。リンパ浮腫の合併症。
10年経って、そんな病気があることをすっかり忘れていたので、
先生から病名を言われた時も、リンパ浮腫と全然繋がりませんでした。
ガンに一度なると、数十年後でも発症する可能性のある病気があることを
しっかり聞いて、自覚していたのに、いざとなると
自分のことってわからないものですね。
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せっかくの8日間。
この時間を活かすためにも、当分は外に出るのを控え、
家の中でしっかりリハビリしていきたいと思います。

ご心配、ご迷惑をおかけした皆さま。
おかげさまでなんとか人並みに戻りました。
ここから、もう少し頑張って、さらに
元氣になりたいと思います。。。
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posted by 吉田紀子 at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月13日

早くできたらご用心!

スピーディにできることは、優秀だと判断されることが多い気がします。

小学生の99、逆上がり、跳び箱、

受験に有利だという点で、英検、漢検、数検、TOEICなども、多くの人たちが、早い段階でトライしている傾向になってますよね。

ビジネス書では、「上司からの要望にすぐに応える」「レスポンスの速さが出世の近道」などのPOPが並ぶ本がズラリと売られています。

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もちろん、報告、連絡、相談はスピーディな方がいいと思う。

けれど、最近、早ければいいとも言えないなと

思ってる自分がいます。

さっさと課題をクリアするのは、得意なことならすぐにできるから、問題ないのですが、

偶然の賜物というのが、案外厄介だったりします。

なんとなく形になって、なんとなくできたから、

提出したらOKのもらえたエクセルの資料。

何回やってもやはり苦手だし、自信は全くありません。

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例えば、私の場合、回復力は著しく早いようです。

ガンの手術後、尿が正常に出るようになるための訓練や、身体中に付いていたクスリの袋を少しずつ取り、歩き出すリハビリなど、通常2週間の予定を組んでいましたが、私はなんと、5日で回復してしまいました。

2週間、ギリギリまでかかることを想定していたので、時間が余って仕方なかったです。

でも、これも早ければいいということではありませんでした。


10年経って、最近、同室だった友人と話した時のこと。私は3日で回復した分、その後の筋肉トレーニングをする必要がありませんでした。

友人はこの行程を10日かかった分、ずっと筋肉を動かしていたことにより、

その後のリンパ浮腫も私ほどひどくなっていません。


彼女と話すたびに、アリとキリギリスを思い出す私。

もちろん、回復後も、リハビリを続ければよかったのですが、クリアできると安心して、基本を大事にしなかったのはまさに私なんですが


そんなこともあり、最近は、早くできる、クリアできることはちょっと用心しなくちゃなと思っています。


だからというわけではありませんが、

なかなか私の話が理解できず、苦しみながらも

頑張る人には愛情を、私と同じようにすぐにクリアできる人には時々の声かけをするように心がけています。

見方が変わると面白いもので、対応が変わります。まだまだ発見することばかり楽しいです。

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posted by 吉田紀子 at 17:20| Comment(0) | 発見 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月09日

噂の狛江の主婦エンジェル、観たよ!


狛江は私にとって小学生から社会人一年目まで過ごした場所であり、親が住んで居る実家。

正直、あんまり好きじゃないと思ってるのは

転校生の時の疎外感と自分が幼すぎてやらかした数々の事件を思い出すからだ。

川が近く、空が広く、富士山が見え、畑のあるこの風景を嫌いなはずはなく、むしろそこで充電することもたくさんある。

そんな狛江で、自称エンジェルと名乗る主婦たちがパフォーマンスをして居るらしいと聞きつけた。

あの狛江で今、子育てしてる主婦たちが

どんなパフォーマンスをしているのだろう?

地元での公演は行かれなかったのだけど、今回、機会を得て、新大久保。東京労音会館での公演を観て来ました。


彼女たち一人一人、「マジ!」だなって納得のパフォーマンスの数々。


しょっぱなのエヴァンゲリオン主題歌の替え歌は

おそらく、観客もみんなお馴染みのものなのでしょう。みんなノリノリ。

もう、笑って笑って突っ走る。

あー気持ちいい。


構成やストーリー展開など、私はつい、自分だったらって考えがちですが、 そんな余談を挟めない

心地よい展開。

ふと気がつくと、お隣の男性の方は涙してました。きっとずーっと応援されてる方なんでしょうね、歌も口ずさんでました。


「人様からお金をいただいたら、それはきっちりプロなんだ」

これは大学の時に鳥越文蔵教授が授業中に言っていた言葉。

あの時は学生演劇の甘い考えを叱っていたけど、この主婦たちを観て先生は何て言うかなぁ〜と思いました。

誰もが表現者になれる時代。

表現したいと集まった主婦たちは毎日の生活をきちんと過ごしてるからこそ、集中して、魂をつなげ、表現している…

きっと先生もブラボーって言ってくれる気がする。


熱い想いは人から人へどんどん伝わって行きます。

私が観たのはアンコール上演。

そして、想いは人をまたまた動かした。

今月528日、銀座博品館劇場にて、またまた上演決定!


笑って泣いてまた笑って。

生きるって表現するって気持ちいいよという

主婦たちのパフォーマンス、あなたも是非体感しませんか?

こんなステキな主婦たちが、あの狛江で子育てしてるだなぁと私は何だかほっこりしてる今日この頃。

ピンと来たら是非観に行ってね。


こちらは今回の上演告知動画。

勝手に使いまーす。

幾星霜OKAWARI 告知


posted by 吉田紀子 at 11:37| Comment(0) | 映画・舞台・本の思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月06日

競争させる〜父の農作業〜

およそ2ヶ月ぶりに父の畑にきました。
たくさんの友達のご好意で、なんとか土を掘り返し、
種まき、苗植えまできたのですが、
雨が降ったり、忙しかったり、私もみんなも行かれず、植える時期がすぎちゃうということで、
88歳と86歳の夫婦の力で頑張りました。。。。
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青々としたジャガイモたちはすくすく育ってます。

その奥に最後の種まきをしました。
黒枝豆と、インゲン豆。
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小さな黒いタネを一箇所に二つずつ入れていきます。
「なんで二つ入れるの?」
「競争させるためだよ。一つだとのほほんと生きていくけれど、二つだと、自分の方がいい実を作るぞって
 本能で頑張るからな。。」
「自分で考えたの?」
「50年以上やっている経験だよ。。」
なんとなくですが。。人を育てることに、似ているなと思いました。
うちも二人産んでいたら、あのマイペース娘は違ったのかも。。なんて思わず思ったり。。。

さて、もう一つのタネ、インゲン豆。
インゲン豆.JPG
こちらはマルチの穴に、いくつかバーっと撒いて、上から土で覆いました。
なんとピンクなタネ。。
実はこのタネは化学肥料がついているからこんな色なんだそうです。

父の畑は低農薬。
普通の量からしたら微々たるものですが、農薬は使います。
「これだけきちんと土を作り、美味しい物を育てている時に、そのまま虫たちに取られるのは癪に触る。。」
父らしい、思いのこもった意見で、作っている本人がその方が良いと思うのだから、逆らえません。
それにしても農薬を使わないで作物を作るってどれだけ手をかけ、目をかけ、育て上げるのか、
父の畑作業を知っている私には、これ以上に手を尽くす無農薬野菜を育てる人たちは
さらにさらに深い仕事をしているんだなと思ってしまいます。。。

唐辛子、トマト、とうもろこし。。。
さてさてこれからどんな風に育っていくのか。。。
この先、もう少し、時々でも手伝いに行かれるように体力を温存しないと。。。
私は、この日の数時間でしっかり日射病。
ヘロヘロになっちゃいました。。。反省。

 
「あなたとじっくり話したい」

どっぷり二人で話しましょう。(skype可) 1対1 10,000円/60分→8,000円  

LINEやmessenger、チャットでやり取り 1 to 1 1対1 3,000円/30分→1,500円 

グループみんなで話しましょう。(skype可)4〜8名 2500円 /60〜120分→2,000

実験なので、この夏はこの金額で、ひとまずやってみようと思います。
気軽に。。みんなで。。話をしましょう。そこから何が生まれるか、私も楽しみです。


posted by 吉田紀子 at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 畑作業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする